ニコメディアの勅令 西暦303年
西暦303年、ニコメディア近郊。皇帝の宮殿の向かいにあった教会が一夜にして取り壊されました。あなたは織工の娘で、去年の春、ひそかに洗礼を受けました。
歴史的背景
3世紀の危機を終わらせたディオクレティアヌスは、帝国を四人で分けて治める四帝統治を敷き、小アジアのニコメディアを自らの都としました。303年2月23日、テルミナリア祭の日に皇帝の兵が宮殿の向かいの教会を取り壊し、翌日には聖書を焼き、教会を壊し、キリスト教徒の特権を奪う勅令が出されました。続く勅令で聖職者が投獄され、304年にはすべての住民に神々への供犠が命じられました。歴史家は副帝ガレリウスがこの迫害をあおったと見ています。
迫害は東方で特に長く続きました。305年にディオクレティアヌスが退位すると、306年にエボラクムで軍の歓呼によってコンスタンティヌスが皇帝となり、312年のミルウィウス橋の戦いでマクセンティウスを破りました。313年、コンスタンティヌスとリキニウスはミラノで信教の自由を認めることで合意し(ミラノ勅令)、325年にはニコメディアに近いニカイアで最初の公会議が開かれました。
あなたは誰か
あなたは24歳の織工の娘として、ニカイア近郊の小さな工房から始まります。土地も兵力もなく、持っているのは手の技と知略、そして人に知られてはならない洗礼です。同じ工房の織工ドロテア、宮廷の衛兵マルキアヌス、そして密告で食べているヘルミロスが、あなたのまわりを行き来します。
歴史の潮流: 大迫害とミラノ勅令
まもなく「祭壇の前の列」という誘いが届きます。供犠を捧げよという命令の前でどの側に立つかによって、信仰と気質、隣人の目が変わり、エボラクムの歓呼、ミルウィウス橋、ミラノ勅令へと続く段階を経ていきます。
選べる陣営
- 教会側 信仰を隠さず、共同体を助けます。もっとも危険ですが、もっとも大きな名声を得られる道です。
- 勅令の執行 皇帝の命令に従い、秩序の側に立ちます。安全と出世を得る代わりに何を失うかは、あなたが決めます。
- 静かな庇護 表では供犠を捧げ、裏では隣人をかくまいます。均衡をとる道です。
プレイのヒント
よくある質問
このシナリオは史実とどのくらい同じですか?
303年2月のニコメディアの教会破壊から始まった大迫害、ディオクレティアヌスとガレリウス、306年のコンスタンティヌスの即位、312年のミルウィウス橋の戦い、313年のミラノ勅令、325年のニカイア公会議はいずれも史実です。 開始時点の地図と国、実在の人物、歴史の潮流に出てくる大きな出来事は史実に沿っています。あなたとそばにいる仲間・好敵手・恋人は、その時代にいたかもしれない架空の人物です。始まったあとは、あなたとAI君主たちの選択によって歴史が史実と違ってくることがあります。
どんな身分で始まりますか?
ニカイア近郊に住む24歳の平民の女性、織工の娘として始まります。土地はなく、信仰はキリスト教に決まっています。
無料ですか? すぐに遊べますか?
はい。王冠と鋤は会員登録もインストールも不要の、ブラウザで遊べる無料のゲームです。このページの「この場面から始める」ボタンを押すと、このシナリオの紹介画面がすぐに開き、進行はお使いのブラウザに自動で保存されます。スマホでも遊べます。